Medical Resonance Therapy Music^®では、自然治癒プロセスを活性化・強化するアプローチは、音楽の小宇宙のハーモニーの自然法則と生物進化は同質のものであるという古くからの認識に基づいている。
この方法で必要となるのは、生物学的な自然療法の知識ではなく、音楽の小宇宙の中の自然な音楽の再生プロセスに関する知識であることが興味深い。

Medical Resonance Therapy Music^®は、一般的意味においては音楽ではなく、そのため、人を楽しませるためではなく、純粋に治療目的のみに使用される。

美しく調和的な音楽を、個人に合わせて作成する。しかし、心地よい音楽という楽しみ以上に、音楽の小宇宙に組み込まれた微細構造に含まれるハーモニーの自然法則こそが、単体で有益な健康増進効果を生み出すことから、医学的意義の中核を成すものなのである。

近年、第一線の医師により、人類の様々な生体リズムが音楽のハーモニーの法則に従うことが示された。
時間医学の提唱者の一人で、その第一人者でもある医学博士、ヒルデブラント教授は、これを、人間生理学的観点から、直接的に「音楽生理学」と呼ぶ。.

今日、音楽という小宇宙の自然の音楽再生プロセスに関する専門家の見解は、これと構造的に対応する生物有機体における自然の治癒プロセスに関する見解よりずっと簡単に得られることは明らかである。

そして、人類の全ての偉大な思想家達が主張し、より近代の研究によって示唆されてきたように、音楽という小宇宙のハーモニーの自然法則が生物の生命のそれと同一であるということが今なお真実であるなら、音楽の小宇宙における自然再生プロセスに関する我々の科学的な音楽の知識によって、生命体に本来備わっている自然治癒力を活性化、強化する可能性を切り開くことができる。そして、レズニコフ教授が発表予定の研究報告によって、この仮定はより説得力を持つものとなる。