私は医療の両面 - 多数の特化された装置や高度に発達した医薬品を利用した近代的な医療システムと、患者およびその家族の共感的ガイドや全体的な心の調和 ? が相互にリンクし、協調しなければならないということを常に指摘することは重要であると考えている。
音楽療法は理想的なリンクを提供することができるが、新生児の集中治療病棟ではもちろん、いわゆる受動的音楽療法 ? つまり健康増進のための音楽を単純に聞くだけの療法しか使用することはできない。どんな時代においても、すべての文化は音楽が人々の心、情緒および気質に直接的に影響すること、また自然発生的に生まれた音楽が癒しの効果を持ち、個人の精神に平衡状態をもたらすことを認識していた。
同様に、科学もそうであるが、医薬品も精神の調和と秩序に関与する芸術の1形態であることは大昔から知られていた。
従って、太古の高度な文明による音楽の医療への応用が、医療における最も重要な要素の1つであった理由を知ることは容易である。現在、この極めて伝統的な医療音楽的アプローチが、古典音楽の作曲家であるピーター・ヒューブナーによって広められつつある。彼は、近代的な科学的研究調査法に基づいて、多種多様な研究分野からの医療専門家と協力して調査を行っている。我々もこの研究の一端を担っている。我々の小さな患者 (未熟児) において、我々は音楽によって呼吸がよりやかに、より定期的になり、呼吸間隔が長くなり、胸部呼吸器の動きが小さくかつ均等になることを観察している。心臓の鼓動もまた直接的に音楽の影響を受けている。我々の施設では、音楽療法を行うために、我々独自の「小さなもの」という調和音楽を流している。ここでは、我々は作曲家ピーター・ヒューブナーによるMedical Resonance Therapy Music® が特別に鎮静的で症状の回復に有効であることが観測されている。
そのため、ベラルーシにおける医療研究者がこの音楽で極めて良好な科学的結果を得ており、今では症状の回復に有効な音楽療法を彼らの国の放射能汚染による若い犠牲者達に対する最も重要な予防的支援策として活用したいと考えていることは私にとって驚きではない。
ドクター達は楽曲の作曲家ピーター・ヒューブナーと連絡をとり、できるだけ多くの若い患者達がMedical Resonance Therapy Music®音から継続的な支援を受けられるようにと彼に依頼した。これにより、音響クリエータでもあるピーター・ヒューブナーと彼の友人達は適切な支援キャンペーンを開始しており、我々に対してもサポートを要請している。
Prof. Dr. med. Schachinger