一般的に、患者は喜んでそれを受け入れている。彼は非常な楽しみとして体験するが、それを体験するために何の問題もなく長い訓練を受ける必要もない。単純に音楽を聴き、楽しむことによって最高の治療結果が得られるのである。しかし、身体のリラックスという重要な局面以上に、Medical Resonance Therapy Music® 音楽療法は、特に自然な調和や我々の主観的な生命力の活性化を通して、我々の精神、つまり我々の感覚、我々の理解、および我々の知性にも重要な影響を与える。
我々の内的力とのゆったりとした、調和のとれた、かつ喜びにあふれた交流は、Medical Resonance Therapy Music®音楽療法の聴取者で実証され、強化されて、彼または彼女の健康に極めてポジティブな効果を与えている。
Medical Resonance Therapy Music®音楽療法の目的は病気との闘いではなく、健康の強化にある。これは健康を維持し、増進させる人間の内部の自然な力との共鳴法則で心を強めることによって達成される。完全に自然に作られた音楽によって健康を強めるというアイデアは非常に古くからあり、大昔の高度文明で使用されていた医療法からの流れを汲むものである。我々の時代において、この「古典的」方法は作曲家ピーター・ヒューブナーによって近代科学の基準によって生まれ変わったのである。
昔の賢人・賢女の証言によれば、音楽の小宇宙の自然との調和則 ? 人間の内部からサウンドとトーンを開放する法則を意味する ? は自然のすべてを包容する調和則の真のイメージを提供する。完全に自然に構成された音楽を用いれば、自然との調和則は聴取者の乱された生命機能を再度活性化させることができるだろう。従って、古代の医者達はそのような医学的に有効な音楽を、最も成功する確率が高い自然な健康強化手段の1つとして使用したのである。
彼の2冊の著書「Natural Music Creation」と「Natural Music Hearing」において、ピーター・ヒューブナーは、人間の器官が共鳴体としていかに音楽に反応するか、および人間の自然の機能とリズミカルなプロセスがいかに音楽と調和するか、あるいは逆に混乱させられるかを記述している。後者のケースは、特に我々が今日よく遭遇するように、音楽が音楽の小宇宙の自然調和則に従っていないときに発生する。しかし、音楽がMedical Resonance Therapy MusicRのように、自然との調和則に従って構成されていれば、共鳴の法則に助けられて、聴取者の器官に感動を引き起こし、健康を維持する力を呼び覚まして、彼の自然の生命機能を強め調和させるものとなるだろう。
Dr. med. K. Taubert